日本人イスラム教徒日記:イスハーク・バイナ・ル・アバダイン

日本人イスラム教徒となって5年目を迎えてスタートしたブログです。タイトルの意味は「二つの永遠の間のイスハーク」。 gooブログの「日本人イスラム教徒ゆとろぎ日記:アナー・イスミー・イスハーク」の続編。

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入信の頃のつまずき…日本イスラム界への不信

以前、他のブログに書いたこともあるかもしれないが、2004年1月13日にムスリムになった頃のことを綴ってみたい。


ただし、以前は書かなかった本当の心境なども書くことにする。


仕事が休みだったこの日の朝、なぜか急に「イスラム教徒にならなくてはならない」という強い衝動に駆られて、東京のイスラミック・センター・ジャパンを訪れた。


そして、入信したい旨を伝えると、その場にいたカリード氏(日本人)とイブラーヒーム氏(日本人とパキスタン人のハーフ)が立会人となってくれて、信仰告白をし、めでたく日本人イスラム教徒の誕生…となるかと思いきや、そうは簡単にいかなかった。


イスラム教徒になったという証明書を発行するのに、イスラムについて勉強してレポートをまとめて提出しろという指示が出た。それを半年ほど続けた後に正式にイスラム教徒である証明書を発行するとのこと。当時の、ある日本人理事の方針だったらしい。


今考えると、信仰を求めていった人間に、「勉強してレポートをまとめないと入信を認めないぞ」というような態度はいかがなものかと思う。
そういうことをやっているからせっかく入信しても離れてしまったり、「じゃあいいです」という人が出てくるのではないか。入信してからゆっくりと学んでいけばいいち思うが。


結局、一回目のレポートがそれなりに出来が良かったと認められ、半年の予定が二週間ほどで証明書発行となった。


ちなみにイスハークという名前はイブラーヒーム氏が挙げた候補の中から自分で選んだものである。イブラーヒーム氏とはいろいろないきさつから疎遠になっているが、今となっては感謝することも多い。


信仰告白した日に、さまざまな冊子を頂き、自宅で礼拝に必要なアラビア語を必死で暗記したり、礼拝のやり方を練習したりした。
しかし、冊子に「礼拝は先輩のイスラム教徒からきちんと教わった方がいい」というようなことが書いてあったし、確か信仰告白の日にもそう言われたので、後日イスラミック・センター・ジャパンを訪れた。誰かから礼拝の仕方をきちんと教わるためである。


ところが、センターにいた日本人の方に「礼拝の仕方を教えてください」ということを伝えたところ、「本などを読んで自分で覚えてください」という。片言の英語で近くの外国人にも頼んだが、同じような返事。
結局、何人かに声をかけたが、礼拝の仕方を教えてもらうことはできず、2階(だったかな)の礼拝室で、自宅と同じように冊子を見ながら礼拝して帰ってきた。


「入信の時にレポートまで書かせるわりには、イスラミック・センター・ジャパンというのはずいぶんといい加減な組織であるな」と感じたものだ。それ以来イスラミック・センター・ジャパンには行っていない。


そして、やはりイスラム教だからウンマ(共同体)に所属することが大切だろうと自分なりに考え、日本ムスリム協会に電話して、入信したいという意向を伝えたところ、「会員の紹介が無いとダメ」とあっさりと断られた。
それから数年たって、たまたま日本ムスリム協会の事務所に本を買いにいったところ、重鎮の方々がいらして、「私たちが推薦人になってあげるから入会しませんか」と言って頂き入会した。
だが、最初に電話したときのにべもない断り方をされたときの少なからぬ失望とショックは忘れない。「こちらは随分と偏狭な組織であることよ」と感じた。


そんな中で、東京ジャーミイの方々には大変よくしていただいた。特に副代表のアブドゥッラー氏(トルコ人)には感謝してもしきれないくらい面倒をみていただいた。私がもっとも敬愛するムスリムの一人である。


日本イスラム界の方々がときどき、「日本人はせっかく入信してもだんだんとイスラムを離れてしまう人が多い」というようなことを書かれているが、以上のような体験をした日本人ムスリムとしては、日本イスラム界の体質にも原因があるのではないかと強く感じている。
入信したときからつまずきまくりだ。これじゃあ、入信した途端にイスラムから離れる人も出てくるって。最近は少しは改善したんだろうか?
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テーマ:伝えたいこと - ジャンル:日記

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2009-09-08 Tue 18:56 | | #[ 編集]
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2013-05-24 Fri 07:05 | | #[ 編集]

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